ヤマブシタケと認知症

ヤマブシタケは認知症を防ぐキノコです。

認知症に関する臨床データ1認知症治療効果を含むきのこ

 

認知症治療にもヤマブシタケが注目されています

ヤマブシタケに含まれる成分の「ヘリセノン」は、認知症の特効薬として近年注目されています。
アルツハイマー型認知症は、主に脳にある神経細胞(ニューロン)の消失によって引き起こされるといわれていますが、それを防ぐのがNGF(神経細胞成長因子)です。
ヘリセノンはNGFに栄養分をたっぷり与え、二ユーロンの消失を防ぐことが出来るのです。 もちろん、老化によるNGFの衰えだけでなく、若い脳細胞のNGF活性効果も充分期待できます。

脳を活性化させる「ヘリセノン」が豊富!

ヤマブシタケには脳を活性化する「ヘリセノン」という成分が含まれていることが分かっています。
天然のヘリセノンはヤマブシタケ固有のもので、他のきのこや食物では摂取することができません。

ヘリセノンは動物の学習能力や記憶力のネットワークに欠かせないもので、認知症に高い効果があるといわれています。

ヤマブシタケの臨床データ

長谷川式ヤマブシタケ(山伏茸)は一般食品としてもスーパーなどで販売されており 「四大山海珍味」のひとつとして中華料理の食材としては以前から使われていました。

くせがなく、ほとんどの料理によく合う食材ですが、特にスープ などの汁物におすすめです。 従来からヤマブシタケについては、知的機能の働きに良いもの、と言われていますが実際にはその因果関係についての臨床研究などはほとんどありませんでした。

今回私たちはホクトと共同で、ヤマブシタケの機能を確認するため、ホクトが独自に開発したヤマブシタケ(新品種妙効一号菌、農林水産省品種登録出願済) の乾燥品を使用して、ボランティアの協力の下、知的機能の評価テストを行い ました。

その結果、ヤマブシタケ摂取前後のテストの結果で有意な効果を確認できました。最終的には最高で6ポイントの上昇が見られた方もいらっしゃいました。

ヤマブシタケは品種ごとに様々な成分の含有量が異なりますので、 ヤマブシタケのすべての品種において同等な効果があるとは言えません。

ホクトのヤマブシタケは日常的な摂取によって、知的機能の維持・改善に大きな期待が寄せられます。 長谷川式簡易知能評価スケールとは、医療福祉現場などで幅広く使用されている知的機能の評価テストです。「年齢は?」など簡単な9問の質問からなります。

免疫力を調整するきのこ

私たちの体の免疫力を高める「β-D-グルカン」という成分は、アガリクスなど他のきのこにも含まれますが、それは1種類か2種類と言われています。
ところが、ヤマブシタケに含まれるβ-D-グルカンはなんと5種類。そのため、ヤマブシタケは「アガリクスを超えるキノコ」とも言われています。

また、ヤマブシタケは自己治癒力の向上や免疫力をただ高めるだけではなく、低いものは向上させ、高すぎてアレルギー反応を起こしてしまう場合には調整する「免疫機能調整効果」があるということも分かっています。
そういった生体恒常効果(ホメオスタシス)により、ガンや認知症以外にも感染症、循環器、消化器、内分泌などにさまざまな効果が期待されているのです。

生体恒常効果(ホメオスタシス)って何?

生物には、体の状態をある一定の範囲で保つメカニズムが備わっています。
それを恒常性(ホメオスタシス)といいます。
言い換えれば、この恒常性が破られてしまった状態が病気なのです。
さらに、生物はこの恒常性が破られても、それを自分で何とか修復し、自分自身で病気を治癒に導く力を元来持ち合わせています。
この治癒に導く復元力を担うものが、免疫系、ホルモン系、神経系から成り立っている生体の調整系です。
風邪を引いても、多くの場合は医者にかからなくても自然に治ります。
これは、体に本来備わっている自然治癒力によるものです。
そして、この体の治癒力の大部分を、免疫力が担っているのです。

ヤマブシタケには、この生体恒常効果(ホメオスタシス)を促進する働きのほかに、免疫機能調整効果、活性酸素除去効果も期待できます。そのため、がんや認知症だけでなく、様々な病気や症状にも効果が期待できるのです。

ヤマブシタケに秘められたパワー

現代医学でがん治療の3本柱と言われるのは、直接患部を切除する「外科療法」、がん病巣部に放射線を照射する「放射線療法」、体内に抗がん剤を取り入れる「化学療法」です。
いずれもがん細胞を直接たたいてやっつけようというもので、それぞれに効果的な方法ではありますが、どれも副作用を伴う場合もあります。

そこで今注目されているのが「免疫療法」です。 近年の研究により、きのこから抗ガン活性を示す高分子多糖体の「β-D-グルカン」が発見されました。
この、きのこに含まれるβ-D-グルカンには人間の免疫力を高める効果があり、しかもこの多糖類は今までのがん治療のようにがん細胞に直接働いて縮小させるのではなく、体の免疫を強化して間接的にガンを縮小させることも明らかになりました。

また、ヤマブシタケはただ単に免疫力を高めるだけではなく、低いものは向上させ、高すぎてアレルギー反応を起こしてしまう場合には調整する「免疫機能調整効果」があるということも分かっています。
これにより、化学療法の副作用を抑え、再発防止が期待できるといわれています。

しかし、この「β-D-グルカン」は、人間の体内で作り出すことはできないとされています。
ですから、積極的に摂取するよりほかにありません。

強力な抗酸化作用を持ったきのこ

「現代病の90%は活性酸素によって引き起こされる」
こんな説を聞いたことはないでしょうか?

強力な酸化力を持つ活性酸素は、本来人間にとって必要なものとされています。
免疫システムの一員として、体内に侵入してきた異物を攻撃・破壊する強力なメンバーです。
しかし、体内で必要以上に大量発生してしまうと、逆に私たち自身の体に害を及ぼします。

こうした活性酸素とたたかうために、私たちの体内では抗酸化作用を発揮する「SOD」という物質が作られていますが、中年期にさしかかるとこのSODの生産量が減っていき、発生し続ける活性酸素に対抗することができなくなります。
その上、SODは人工的に合成することができません。

ですが、SODと似た働きを示す「SOD様物質」という物質があります。
それは食品から摂取することができ、中でもヤマブシタケは全食品の中でもトップクラスに位置づけられる、群を抜くSOD様値を誇っています。
こうした強い「抗酸化作用」をも期待できるヤマブシタケは「ガン年齢」に達した全ての人々にとってまさにうってつけの食品と言えるのかもしれません。

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